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苦情受付件数の内、第三者委員が関わった件数はありましたか。
U.苦情受付について
(14)第三者委員への苦情解決結果及び改善報告の頻度についてお答え下さい。
(分野ごと)
高齢者 児  童 障がい者 その他 合 計
随時報告している 24 31.2% 8 25.8% 1 5.6% 1 25.0% 34 26.2%
定期的に報告している 43 55.8% 22 71.0% 16 88.9% 2 50.0% 83 63.8%
特に報告を行っていない 6 7.8% 1 3.2% 0 0.0% 1 25.0% 8 6.2%
そ の 他 4 5.2% 0 0.0% 1 5.6% 0 0.0% 5 3.8%
合 計 77 31 18 4 130

(設置主体ごと)
社会福祉
協議会
社会福祉法人
(社協以外)
地方公共団体 医療法人 NPO法人 その他 合 計
随時報告している
3

75.0%

31

25.0%

0

-

0

-

0

-

0

0.0%

34

26.2%
定期的に報告している 1 25.0% 81 65.3% 0 - 0 - 0 - 1 50.0% 83 63.8%
特に報告を行っていない 0 0.0% 8 6.5% 0 - 0 - 0 - 0 0.0% 8 6.2%
そ の 他 0 0.0% 4 3.2% 0 - 0 - 0 - 1 50.0% 5 3.8%
合  計 4 124 0 0 0 2 130
 
  • 「定期的に報告している」が63.8%、「随時報告している」が26.2%であった。
  • 「特に報告を行っていない」が6.2%と少なかった。
 

 【考 察】

事業所の取組について、前年度のアンケート結果と比較して、第三者委員の組織的な活用と、苦情の受け付け体制について、取組内容について変化が見られたので、考察を行った。

1.第三者委員の組織的な活用について

 (3)第三者委員の活動内容についての質問で、「定期的な事業所からの苦情内容の報告・聞き取り」が昨年度と比べて14.4%向上しており、59.7%となっている。
 また、(14)第三者委員への苦情解決結果及び改善報告の頻度について、「第三者委員へ随時報告している」が、7.1%減って、26.2%。「定期的に報告している」が、22.9%向上して63.8%となっている。また、「特に報告を行っていない」が大きく減り16.5%減の6.2%となっている。これらのことから、第三者委員を組織的に位置づけ、自身の事業所の苦情についても、定期的に報告するように取り組む傾向にあることがわかる。


2.苦情の受け付け体制について

 苦情の受け付け体制について、事業所としても、限られた職員のみではなく、多くの職員が苦情の受け付け対応を行っている傾向が見られる。(11)最初に苦情を受け付けたのは、との質問に対して、「苦情受付担当者」が6.3%向上の39.2%、「職員」は6.1%向上の47.3%となっており、「苦情解決責任者」は13.6%の減の8.8%となっている。傾向として、苦情の最初の受付は、多くの職員が対応を担うようになっており、苦情が出る現場に近いところで、最初の受け付けが行われるようになってきている。

 
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